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がんばれ

2005年08月01日
今日はレッスンの合間にお見舞いに行く.
中学2年生の生徒が入院して手術をしたからだ.
病名は脊柱側湾症。
端的にいえば背骨が曲がる病気だ.
詳しいことはこちらへhttp://www.drakahige.com/FAMILY/CHILD/SOS/2003/2003100601.shtml

私も昔、側湾症だといわれていた.いや、今でも背骨が曲がっている.
理由はネットでいろいろ調べたが今でも分からないらしい.
姿勢が悪いとか、成長期の女の子に多いこと位しかわからないようだ。
ともかく、私の場合は小学6年生のときに発覚した。
たくさんの子ども達がいる中で、成長期途中の少女が裸で身体検査のときに
何度も何度もお医者さんに背中をなぞられて
とてもとてもいやだったことを屈辱的な記憶だ。
広島から車で1時間ほどの呉市という街の大きな病院にその手の
症例に詳しい先生がいるからと、同じく側湾症だと診察された同じ町内の一つしたの男の子と私の父とその子のお母さんと4人で病院に行ったことがある.

幸いにして、私の場合はそれ以上あまり成長がなかったことと
その後姿勢に気をつけるようになったため(いつも父にチェックをされた)
大事には至らなかった.

そんな忘れていた記憶を呼び起こされたのがこの生徒の手術だった.
去年から手術の時期を待っていた状態だったし、
彼女の場合はもうS字に近く曲がっていて
それをどう手術したのかは聞く事もないのだが・・・全身麻酔だし
小さい手術であるとは思えなかった。

術後2日が経過していたので、・・と思いお見舞いへ.
お母さんはずっと泊り込みの様子.
彼女は、しばらくは寝たきりでとりあえず1週間。
それから頭を持ち上げるリハビリなどから始まるそうだ.
いつも陽気で快活な彼女がまったくしゃべらなくて
当たり前だが笑顔もない.微熱も続くらしく
私はもっと時間がたってから見舞うべきだったと反省.

「とにかく・・・元気で頑張りーよ」と.励ましともいい聞かせともいえない
中途半端な言葉で胸にぐっとくるのを抑えて、病室を後にした.

夏休みが終わるぎりぎりに退院予定.
彼女のこれからの辛いリハビリ生活に祈りとエールを送りたい.flower42.jpg

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